夏フェスの雨対策。”GORE-TEX”がやっぱり最強なのか!?

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夏フェスの雨対策。”GORE-TEX”がやっぱり最強なのか!?

フジロック開催までもうあとわずか! 夏フェスシーズンが最盛期を迎えるなか、達人たちはどんな装備で挑むのか。

天気が変わりやすい地域で開催されることが多い野外フェスだからこそ、選ぶウエアには普段着以上の機能性が必要なのでは? そこで今回は、高校時代からフェスを楽しんでいるというスタイリスト水野さんのフェススタイルを拝見してきました。

ハット¥7560/ニューエラ ジャケット¥25920/マーモット ブーツ¥27000/ダナー サングラス/エニフー Tシャツ/ギルダン ショーツ/ナイキ クーラーボックス/FCRB COLEMAN

「初めてのフェスは高校生の頃のフジロックでした」と話す水野さん。フェス歴はかれこれ16〜7年にもなる。

「初めてのフジロックは大変だった思い出しかないですね。今となってはいい思い出ですが、雨が降ったりやんだり、天候がめまぐるしく変わっていくことに対して、全然対応できませんでした(笑)」

水野さんが話すように、多くの野外フェスでは、山や高原、海沿いなど、天候が急に変わりやすいような場所が会場になることが多い。しかもほとんどの場合、台風などの余程の悪天候でない限り雨天でも決行となるため、必然的に機能性重視のアウトドアスタイルが主流となる。

そう言った視点で水野さんの装備を拝見すると、主要どころはGORE-TEXプロダクトを選んでいることがわかる。

「今日のスタイルは、動きやすく雨に強いコーデで揃えてみました。アウター、ハット、ブーツはGORE-TEXファブリクス採用なので安心です。上下をパープルカラーで統一し、Tシャツのオレンジで挿し色を入れ、足元を黒で引き締めた感じです(笑)」。

フェスでは少しハデな色を取り入れるくらいが、ちょうどいい。そして、朝から晩まで歩いたり踊ったり!と、一日中動き回るのがフェスの醍醐味でもある。

「おしゃれを楽しみつつも、大切なのは動きやすさだったり、天候対策だったりします。真夏の雨対策には、防水透湿性に優れたウエアが。また山道を歩きやすく、ぬかるんだ路面への対応ができる靴も必要です。GORE-TEX採用のプロダクトには、機能性・デザイン・使い心地の3拍子揃ったアイテムが多いので、意識せずにチョイスしてしまうことが多いですね」。

 

<夏フェスの必需品/マーモットのジャケット>

Zp Comodo Jacket ¥25920

防水透湿性・軽量性に優れたGORE-TEXファブリクスを採用する、マーモット定番人気のシェルジャケット。同色系のロゴを使ったシンプルなデザインは汎用性も高く、普段使いとしてもコーディネートしやすいように、すっきりとしたカッティングにデザインされている。

袖口はベルクロ留め。ロゴマーク入りのテープがアクセントに。GORE-TEXロゴもボディ同色でさり気なく配されている。

右胸上部分にMarmotのロゴ刺しゅうを配置。紫と黒のコントラストが効いてクールな印象に。

ポケット裏地部分に水抜きとベンチレーション用の穴が開いている。

軽量性に優れている上にスタッフサック付だから、携帯性も抜群。

Zp Comodo Jacketの詳細はコチラから。

 

 

<夏フェスの必需品/ダナーのブーツ>

DANNER FIELD ¥27000

マウンテンブーツの代名詞的存在として、愛用者が多いダナーライトを彷彿させる新作「ダナーフィールド」。原産国や素材、製造工程を見直すことで、タフな作りはそのままに、ハードルをグッと下げた価格に設定した注目の一足だ。

シューレースホールのトップ部分にはループを使用し「締める、緩める」といった手間を簡略化。メインとなる素材には、フルグレインレザーを採用。エイジングという革製品特有の楽しみ方もできる。

DANNER FIELDの詳細はコチラから。

 

<夏フェスの必需品/ニューエラのハット>

NEW ERA ADVENTURE GORE-TEX ¥7560

表地に雨などの水をはじく撥水加工が施され、トレッキングから野外フェスまで幅広く使える、サイドにコインポケットのついたニューエラのアドベンチャーハット。もちろんライナーにはGORE-TEXファブリクスを採用。

風合いのある表地からは想像がつかない防水仕様のハットというところがミソ。

吸汗速乾に優れた裏地のスウェットバンドや取り外しできるあご紐など、本格的なアウトドア機能を装備。

NEW ERA ADVENTURE GORE-TEXの詳細はコチラから。

 

<水野さんの本日の装備>

(右上から時計回りに)

スコッチ&ソーダのゴザ:「10年くらい愛用してます」 ランド&B.Cのハントベスト:「群馬を拠点としているセレクトショップのMr.OLDMANとデザインチームのSugar richのトリプルネームです」 タブレット菓子:「マリーナ&ベイサンズのお土産。リフレッシュしたいときや口寂しいときについつい食べてしまう」 サーズデープランテーションの爪楊枝:「ティーツリーオイルを配合したオーストラリアで人気のオーガニックブランドです」 ナルゲンボトル:「ペンフィールドのノベルティ。ガチじゃない感じでしっかり水分補給を!」 モンベルのサンダル:「ちょっとくたっとしてるけど、今年購入した新品です(笑)」 ダナーのブーツ:「GORE-TEXファブリクスとビブラムソールで防水&耐久性抜群。現時点でコスパ最強の良ブーツと確信」 ヘインズのパックTシャツ(青ラベル):「着替えとして。常に新品を着たいので一夏に5パックくらい買います」 ガーデンキャンドル:「キャンドル兼虫除けは、友達からの海外お土産です」 バックチャンネルのグラスホルダー:「かけたり外したりが多いので無くさないように」 サングラス:「anyhoo(エニフー) という日本のブランド。夏の日差しにサングラスは欠かせません」 アンスティテュ・カリテのシャワージェル:「フランス生まれのシアバタースキンケア。アーモンド&ハニーの香りがお気に入り」 ニューエラのハット:¥7560「急な雨のときには心強い存在です」

ソルトウォーター&カウボーイのタオル:「アメリカコットン素材を使用したタオルは、抜群の吸水性! ポンチョ代わりにも」 クンバのインセンスバーナー:総ブリキ作りの無骨なデザインで、こいつは2代目。風が吹いても燃えた後の灰が散らからないので便利な逸品です」 マーモットのジャケット:¥25920「フェスの定番アイテム。GORE-TEXファブリクスによる防水透湿性の高いジャケットがあると、雨に対する安心感が違います」

 

Photo/Dai Yamamoto


(問)GORE-TEXブランドサービスチーム tel:0120-015-841

ブランドサイト https://www.gore-tex.jp

Profile

Profile

水野 遼平(DEXIクリエイティブオフィス)/ファッションディレクター,スタイリスト 長野出身。専門学校在学中にフリーランススタイリストに師事。卒業後、フリーランススタイリストとして活躍。その後、DEXIクリエイティブオフィスのファッションディレクターに就任。スタイリストの活動と並行し、ドラマ・映画のファッションディレクションを担当している。

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Akihiro Takeji
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