旅先でのワクワク体験や新しい出会いは、確実に自分を成長させてくれる。子どもにとっては、それはもう“大冒険”だ。そんな家族でわいわい冒険キブンを味わいながら成長できるおでかけ体験を提案するプロジェクトが、日産セレナとアドベンチャーツーリズム協議会がタッグを組んだ「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER(ワンダーハンター)」。
今回は、湘南エリアをベースにアクティブライフを送る榎本さんファミリーが、日産セレナに乗って伊勢志摩エリアへ。家族5人で「WONDER HUNTER」が提案する無人島カヤックツアーに初挑戦した。子どもも大人もゲーム感覚で楽しめる「WONDER HUNTER」のユニークな仕掛けにも大盛り上がり。そんな大冒険の模様をお届けしよう。
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「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」とは?

「WONDER HUNTER」は、アクティビティ体験を通して家族で自然や文化に触れ、学び、成長することができる家族版アドベンチャーツーリズムのプロジェクト。
ユニークなのは、日本各地のフィールドでさまざまなアクティビティに挑戦することで、「火おこし」「岩のぼり」といった“スキル”を集めることができる点。さらに、いろんなスキルをゲットすることで“称号”も手に入る。ゲームのような世界観で子どもの心をくすぐる企画になっている。
“舟こぎ”スキル獲得のため、家族でシーカヤックに挑戦!

アウトドア一家ではあるものの、家族5人そろってアクティビティに挑戦するのは久しぶりだという榎本ファミリー。最近は長男が勉強や部活で忙しく、5人そろって出かけることはめっきり減ってしまい、成長が嬉しくも寂しい部分も感じていたという。
そんな榎本ファミリーが久しぶりに家族そろって出かけるきっかけになったのが「WONDER HUNTER」だ。まるでゲームのようにスキルをゲットできる仕掛けが、三兄弟の冒険心に火をつけた。

今回は三兄弟が選んだ「舟こぎ」のスキルが獲得できる、伊勢湾の無人島シーカヤックツアーに挑戦。三重県・鳥羽市のアクティビティスポットへと向かう。そして、久しぶりの5人でのロングドライブのお供は、2024年に発売されたばかりの「日産セレナ e-4ORCE」。前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬間的に統合制御するシステム「e-4ORCE」を搭載した、“大冒険”の相棒にはもってこいのクルマだ。
「日産セレナ e-4ORCE」は、冒険にぴったりな相棒だった。
今回のロングドライブで初めて「日産セレナ e-4ORCE」のハンドルを握った榎本さんにファーストインプレッションを聞いてみた。

「家族5人乗って荷物もたっぷり載せているのに、走り出しが力強くて驚きました。それから車内がとても静か。これなら3列目に座っている家族ともちゃんと会話ができますね」
「日産セレナ e-4ORCE」に搭載された第2世代e-POWERは、ガソリンエンジンとモーターを融合した日産独自の電動パワートレイン。大出力モーターのみで100%駆動するので、加速は力強く、車内がとても静かなのが特長だ。
さらに、ロードノイズが増えてエンジン音が目立ちにくい“荒い路面”の走行時に発電専用エンジンを稼働させるなど、静かさにこだわったプログラムで制御されている。
目的地の伊勢志摩エリアはリアス式の複雑な海岸線が魅力で、ワインディングロードが多い場所でもある。そんなときに本領を発揮するのが「e-4ORCE」。
前後2つの大出力モーターとブレーキを統合制御して駆動力を最適に配分するので、最小限のハンドル操作で思い通りのコーナリングが可能。コーナリング中のハンドル操作を約25%もおさえられるため(※日産社内測定値)ドライバーの運転がラクなのはもちろん、コーナリング中の不快な頭の揺れも少なくなるので2列目・3列目に座った家族もクルマ酔いしにくく、乗り心地も快適だ。

「カーブで感じる横Gが少なくてスーっと曲がる感じが気持ちいいですね。実は妻と次男は乗り物酔いしやすくて、長距離ドライブの時にはいつも酔い止めを用意しているんですが、今回は必要なさそうです」
無人島を目指して、初めてのシーカヤックで出航!

「日産セレナ e-4ORCE」の快適ドライブで到着したのは、鳥羽湾に面した小さな浜にあるシーカヤックのベース基地「小浜(おはま)ベース」。今回の大冒険の舞台だ。海岸線をドライブしながらすでに三兄弟の気持ちは高まっていたようで、はやる気持ちを抑えきれずクルマから笑顔で飛び出した。
着替えを済ませたらいよいよ無人島カヤックツアーにチャレンジだ。

ちなみに、家族5人分のアクティビティの準備となると、ギアや着替えなど荷物も多くなりがち。今回は、耐久性のあるギアボックスやマルチに使えるギアトート、家族分の衣類をまとめて入れておくのに便利なダッフルバッグなど、Gregory(グレゴリー)の収納ギアに詰め込んだ。

天日干しされた海藻が風でゆらゆらと揺れる、のどかな漁港。その片隅にあるカヤック艇庫「小浜ベース」を拠点に活動する「海島遊民くらぶ」の無人島カヤックツアーに参加する。家族そろって海アソビ用の服装に着替え、ライフジャケットも身に着けて準備は万端だ。

シーカヤック初チャレンジの子どもたちは、パドルの持ち方や漕ぎ方といった基礎をインストラクターの田中さんに教えてもらう。“舟こぎ”のスキルをゲットすべく、子どもたちの表情は真剣そのもの。

そして、小さな浜からカヤックを漕ぎだして、目指すは3つの無人島が飛び石のように並んだ鳥羽湾を代表する名勝「三ツ島」。海況などにもよるがシーカヤックで10分ほどの距離だ。

お父さんと三男:陽月くんとタッグを組んだ、榎本家イチの身体能力を誇る次男の絆七くんはパドルを漕ぐ楽しさに開眼。そして、三男陽月くんは海の中の観察に夢中だ。

海中をのぞき込んで見つけたのは、クラゲ、ワカメ、ボラの大群。インストラクターの田中さんが「地元の人は、海水温が低い時期の旬のボラをよく食べるんだよ」と教えてくれる。
「WONDER HUNTER」が提案する家族版アドベンチャーツーリズムは、アクティビティを体験するだけではなく、自然や文化に触れ、学び、成長することができるのが特長。今回もインストラクターの田中さんがカヤックのレクチャーだけでなく、生き物や文化についても教えてくれる。

二つの島の間には、港を見守る観音像が建てられていて、昔から地元の人々に海の守護者として崇拝されていたそう。鳥羽は海女さんで有名な町だが、カヤックツアー中に素潜り漁でサザエや海藻を獲る海女さんに出会えることもあるそうだ。

そんな話を教えてもらっていると、あっという間に無人島に到着。“無人島に上陸”という人生初のシチュエーションが、自然と子どもたちのテンションを高める。

磯場の岩に群生するカメノテを観察したり、貝殻やシーグラスを集めたり、初めて足を踏み入れた無人島の“探検”という名の磯遊びに夢中になった。

そして無人島からの帰路ともなると、パドルを漕ぐ息はピッタリ。

長男の陽太くんとタッグを組んでカヤックを漕いだお母さんの亜純さんは「息を合わせないとうまく進まないので、右!左!と声を出しながらパドルのタイミングを合わせたりして、家族の一体感が高まって、チーム榎本みんなで成長できた気がします。これで私も“舟こぎ”のスキル、ゲットできたかな!?(笑)」と、家族みんなで成長できたことに喜びを感じていた。

「WONDER HUNTER」で“舟こぎ”スキルをゲット!
シーカヤック体験を終えたら、いよいよ「WONDER HUNTER」で“舟こぎ”のスキルをゲット。アクティビティスポットに設置された2次元コードをスマートフォンで読み込むことで簡単にスキルを獲得することができる。

「漕ぐのが楽しかったからスキルをゲットできてうれしい」という次男絆七くんが一家を代表してスキルを手に入れた。

そして榎本夫妻も「子どもたちが初めてのシーカヤック体験でひと回り成長した姿を見られたことはもちろんですが、インストラクターの田中さんの知識が豊富で、生き物から地元の文化まで大人も楽しめる内容なのが良かった」と、ツアーの中身の濃さにも満足の様子だった。
「WONDER HUNTER」が家族の冒険と成長のきっかけに。
帰路はお母さんの亜純さんが「日産セレナ e-4ORCE」のハンドルを握り、100%モーター駆動の静かな車内では、次にゲットしたいスキルの話題で盛り上がる。

「次は“獣さがし”のスキルで、スノーシューにチャレンジしてみたい」という三男陽月くんに対して、長男陽太くんは“魚つり”、お母さんの亜純さんは“空とび”。「WONDER HUNTER」をきっかけに、これからの家族でのお出かけも楽しくなりそうな予感。まだゲットしていないスキルは16種類もあるので、榎本ファミリーの大冒険と成長物語はまだまだ続きそうだ。

榎本家が乗って気づいた「日産セレナ e-4ORCE」3つのイチオシポイント。
最後に榎本ファミリーが今回の冒険のお供として「日産セレナ e-4ORCE」に乗ってみて、気に入った3つのポイントを紹介。
1. バックドアの上半分だけを開閉できる「デュアルバックドア」。

ミニバンはその構造上、どうしてもバックドアを開けた時に後方に大きく張り出してしまうが、それを解決するのが「デュアルバックドア」。バックドアのガラスエリア部分に、通常の約半分のスペースがあれば開閉できるハーフバックドアを搭載。状況に合わせてバックドア全体と上側のハーフバックドアの2通りで開閉することができる。
「意外と後ろ側が狭い駐車場って多くないですか? そんな時にハーフバックドアでサッとものを取り出せたり、買い出ししたものをスッとしまえたりするのは嬉しい」。
2.オートスライドドアの「ハンズフリー機能」。

クルマの下に⾜先をスッと⼊れてサッと引くだけで、キーを取り出したりドアハンドルにさわったりすることなくスライドドアの開閉ができるハンズフリー機能は、お母さんの亜純さんの心をつかんだ様子。
「家族が多いので買い物のときには荷物が多くなりがち。両手がふさがっていても開け閉めできるから日頃のお買い物で重宝しそう。寝ている子どもを抱っこしたまま開け閉めできるのも嬉しい。子どもがもう少し小さい時にこれがあったなら!と思いました(笑)」。
3. USB-Cの電源ソケットを2列目・3列目にも搭載。

スマートフォンやポータブルゲーム機、デジカメなどの充電に欠かせないUSB-Cの電源ソケットを1列目に1個、2列目・3列目には2個ずつ装備。今回のような長時間ドライブでは特に嬉しい機能だ。
「最近、長男がスマートフォンでマンガを読んだりゲームをしたりするので、充電はマスト。Cタイプのソケットだと家で使っているケーブルをそのまま使えますよね。しかもソケットが家族5人分あるので取り合いになることもないのがサイコーです」。
Photo/Shouta Kikuchi
Styling/Ryosuke Ito