あの人と、あの愛車で行く、山梨東部日帰りツアー【ワンデイドライブ #2】

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あの人と、あの愛車で行く、山梨東部日帰りツアー【ワンデイドライブ #2】
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釣りとキャンプとブドウ狩り。仕事と遊びが半々の山梨ツアー!

電車なんかと違って、クルマで行く旅は風の吹くまま気の向くまま、どこにだって行ける。それが愛してやまない自分のクルマだったら、より楽しい。それと思い立ったらパッと行けて、パッと帰ってこられるくらいが、ドライブにはちょうどいい。

そんなわけではじまった本連載。今回は、「NATAL DESIGN(ネイタルデザイン)」のディレクター・後藤伸介さんと一緒に山梨東部へ。半分仕事で半分遊びの1日を密着!

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これまでずっと、でかいクルマ一択。

後藤伸介
1977年生まれ、東京出身。バンド活動を経たのちに、塚田浩二さんと「ネイタルデザイン」を立ち上げる。現在はブランドの顔として、あらゆる業務をこなす日々。2023年内には、友人のブランドと共同でロサンゼルスにショップをオープン予定。好きな食べ物はグラタン、嫌いな食べ物はロールキャベツ。
HP:www.natal.jp
Instagram:@nataldesign1999

東京は道が狭い。都心の路地に入ろうものなら、運転することを諦めたくなるほどに、狭い。でかいクルマなら、絶望するときもある。

それでも、ネイタルデザインの後藤さんはでかいクルマに乗る。住んでいる世田谷エリアも例外なく、家から一歩でも出れば小道の連続。

「本当、この辺は狭いんですよ。だから小さいクルマのほうが便利だけど、それだと仕事に支障をきたしちゃう。キャンプ道具や商品をトランクにパンパン詰め込んで出かけることが多いから、やっぱりでかいクルマになっちゃうよね」

そんな後藤さん、初めての愛車はトヨタの〈ハイエース〉。それからはシボレーの「シェビーバン」やランドローバーの「ディフェンダー」と乗り継いで、いまはメルセデス・ベンツの「Gクラス」に乗っている。

「乗って1年くらいかな。この色で探してたんだよね。誤算は、フェンダーがオラオラ系なこと。買ってから変えようとしたんだけど変えられないって言われてね。古いクルマも大好きだし乗っていたけど、パワーがないし故障もするしさ。現行のクルマの中では、やっぱりこれが一番かな」

おじいちゃんになったら、ポルシェの「356」に乗るという夢もある。昔、フランスへ行ったとき、バンドーム広場で見たそれが鮮明に脳裏に焼きついているという。

「そのときはもう『カッケー!』ってなって、結構衝撃受けたんだよね。だからいつかは乗ってみたい。とはいえ、当分はでかいクルマに乗ってると思いますよ(笑)」

奈良子釣りセンターでサクッと渓流釣り。

まず最初に目指すのは、大月インターを降りてすぐの場所にある「奈良子釣りセンター」。自然渓流を利用した管理釣り場で、週末は都内からの釣り人でたいへん賑わう。2時間弱、「Gクラス」を走らせてピットイン。持参した釣具をセッティングし、早速フィッシング!

ここではヤマメやニジマスが釣れて、その場で焼いて食すことも可能。最盛期は春と秋。

後藤さんは本誌連載「GO OUT釣り部」にも登場するアングラーだ。幼少期から釣りに親しみ、渓流も池も海も、どこへでも行く。そしてここは、「ネイタルデザイン」のイベント会場として使ったことがある場所で、現在も、この近くにキャンプ場を作る計画が進行中。

奈良子釣りセンター
住所:山梨県大月市七保町10
電話:0554-24-7636
www.narago.jp

「正直、ひとりで来ることはほぼないよね。友達と一緒か、家族と来るかな。ワイワイしちゃダメだけど、やべー!とか、逃げた!みたいなの、やりたいじゃない」

とは言いながら、ひとりで黙々とキャストすること10分ほどで、一匹目をゲット。その後もキャッチとリリースを繰り返し、約1時間、釣りを堪能。

ちなみに今回の1DAYドライブ。後藤さんの仕事も兼ねに兼ねまくっている。ここでやりたかった仕事は、これから販売する竿の試用。

「これ、『Go-Phish』と『ネイタルデザイン』のコラボで作った竿なんだけど、どうしてもこれを試したかったんです。初めて使ったけど、いい感じでしたね。パックロッドだから分解して小さくなるし、出張とかにも持っていけるからいいですよ。9月中に発売なので、みなさんもよければチェックしてみてください」

UFOを呼ぶ準備で、ほったらかしキャンプ場へ。

次の場所に向かう車中で、後藤さんが突然話し出す。

「アメリカに、エリア51ってあるじゃない。あそこ、地下51階の建物なんだけど、さらに下に階層があるんだよ。そこには、地球外の種族が三種類いるんだって。でさ、俺の友達の友達は、UFOに金星に連れて行かれたんだよ。そこにはいろんな偉人がいて、ボスがレオナルド・ダ・ヴィンチなんだって」

この話には続きがある。それも、めちゃくちゃおもしろい続きだ。ここでは掲載できないけど、その話をフルバージョンで聞けるイベントが9月23日(土)、24(日)に開催される。イベント名は「UFO CLUB」、会場は「ほったらかしキャンプ場」、主催者は「ネイタルデザイン」。

「その話が本当におもしろくて、イベントをやることになりました。どうせだったらUFOも呼んじゃう?ってなって、なんとUFO呼んじゃいます。来るかはわかんないけど!」

この人がコンタクトをとれば、90%の確率でUFOが現れるというUFOコンタクター・武良信行さん、オカルトと言えばの山口敏太郎さん、ほかにもコンテンツ盛りだくさんのキャンプイベント。その視察も兼ねて「ほったらかしキャンプ場」にやってきたのだ。

ほったらかしキャンプ場
住所:山梨県山梨市矢坪1669−25
電話:080-9677-1010
hottarakashicamp.com
写真右に映るのがオーナーの田口さん。

案内してくれたのは、「ほったらかしキャンプ場」のオーナー・田口さん。

後藤:ここはもう、UFOが来る気配ムンムンだね。

田口:もし、本当に来たらどうするんですか?

後藤:最高じゃん。

田口:降り立ってきたらやばくないっすか?

後藤:アブダクションされたらいいじゃない!

というわけで、UFOをみたい方はぜひイベントにご参加を。

「ほったらかしキャンプ場」は2016年にオープンし瞬く間に人気となり、連日多くのキャンパーがやってくる。コテージは3ヶ月先まで予約が取れない。ビューも最高だから、カフェだけ利用する若者たちも多い。

そのカフェは、9月下旬にリニューアルオープン予定。巨大な焙煎機を導入して、焼きたて、引きたてのコーヒーを味わえるになる。朝にそんな贅沢なコーヒーをすすれるなんて、たまらんです。

UFOが降り立つ場所も確認して、エントランスのショップも眺めながら視察は終了。「これはUFO、来るね!」と後藤さんも気合い十分。

時刻は12:00。そろそろ腹ごしらえの時間です。

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Keisuke_Kimura
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