プロサウナー直伝! テントサウナだからこそ味わえる“ととのい”の世界。

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プロサウナー直伝! テントサウナだからこそ味わえる“ととのい”の世界。
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“自作サドリ”で、おいしく水分補給!

山田「ポカリスエット?」

大桃「オロナミンC?」

水風呂ちゃん「これらをブレンドしたのが“オロポ”。ポカリの水分と電解質(ナトリウムやカリウム)とオロナミンCのビタミンで、汗で失われた成分を一遍に取れるんです。割合は1対1や7対3が黄金比率と呼ばれてますが、私は9対1でポカリ多めが好みですね! まずは7対3で飲んでみてください!」

山田&大桃「どれどれ、う、コレは!?」

山田「イケるかも。微炭酸のスポドリみたいな味で、火照った身体に染みわたるね!」

大桃「のど越しも柔らかい。自分はもっと炭酸強めがいいな。」

水風呂ちゃん「それなら同じ大塚製薬の炭酸飲料、MATCH(マッチ)が容量多めだから“マッポ”がいいかも。」

大桃「マッチ×ポカリで“マッポ”だ(笑)」

塩分多め&辛口の“サ飯”で腹ごしらえ。

サウナドリンクで潤ったところで2セット目に突入! そろそろ昼食の時間です。ランチは水風呂ちゃん特製の“サ飯(サウナメシ)”をいただくことに。

水風呂ちゃん「まず一品目はバターチキンカレーです。鳥ひき肉と玉ねぎを炒めて、バターチキンキーマの缶詰(CURRYMASON)を入れれば出来上がり! パンに付けて召し上がれ♪」

山田「いただきます。玉ねぎの甘味が効いてるね。全然辛くないよ」

大桃「クラッカーに付けて食べるとツマミ感覚でやめられない止まらない!」

水風呂ちゃん「生クリーム入りのペーストだから味がマイルドなんですよ。あと、せっかく薪ストーブを仕込むわけだから熱源を無駄にしたくないですよね。というわけで、ついでに焼きイモも作っちゃいました!」

大桃「いつの間に(笑)」

水風呂ちゃん「まだまだあります!お次は“麻辣火鍋の素(36チャンバーズ・オブ・スパイス)”です。薪ストの羽釜で温めておきました!」

1袋の内容量475gで2~3人分のストレート鍋汁入り。

山田「羽釜がセットだと便利だよね。お茶とか薬草とか入れて香りを楽しんだりもできるし。」

山田「それにしても辛い物が多いね。レトルトカレーもあるし」

水風呂ちゃん「サウナ後は塩分やミネラルの補給も大事なんです。味覚も敏感になるから、味がしっかりしたものが食べたくなるんですね。辛いものは“食べるサウナ”って言われてます」

山田「食べ物もサウナか! では一口・・・・・・ヒィイー、辛いぃ~!」

大桃「口から火が出そう! サウナよりも汗が出てくる」

テントサウナの非日常感がたまらない!

満腹になったところで、さらに2セット(大桃さんは3セット)追加してテントサウナを満喫! ととのい中のみなさんに感想を聞いてみました。

タープやテーブルなど、サウナテント以外は山田さんの私物が多数。ハイバックチェアやコットなど“ととのった”後にリラックスしやすいファニチャーを用意してくれました!

山田「じつは昨日もスーパー銭湯に行ったんだけど、サウナって一人で黙々と汗をかくのに集中するっていうか、マナーとして喋るのはご法度の雰囲気がありますよね。」

大桃「そうですね。どうしても男女で浴場が分かれるから友達や家族と行っても施設内では別行動みたいな。だからこそ一人でも楽しめるってはあるんですけど、ちょっと寂しい気もします。」

山田「いつものキャンプにサウナ用のテントをプラスするだけで、本格的なサウナをしながら仲間とワイワイできるのがいいよね。」

水風呂ちゃん「おしゃべりしながら楽しめるので私も友達とよく行きますよ。テントサウナなら男女一緒に入れるので恋人同士や家族で楽しめるのも魅力です。施設のサウナも良いけど、アウトドアでしか味わえない気持ちよさもあるから。」

大桃「屋外でサウナって言うと抵抗があるかもしれないけど、釣りとかSUPとかキャンプに付随するアクティビティって考えるとハードルは高くない気がする。さっきも言ったけどボクは登山(テン泊)もするし、テントサウナは手段と目的が混同しちゃってもいい!」

山田「うん。それにキャンプだと寝つきがわるいこともあるけど、サウナ後ならスッキリしてよく眠れそう! 寝る直前に入るのはあまりよくないけどね。」

水風呂ちゃん「そうですね。細かく話すと長くなりますけどサウナは体温や自律神経を整えて睡眠の質を高める効果もあるので、キャンプ慣れしてない人こそ良いかもしれないですね!」

大桃「安全やマナーを守るのは当然として、テントサウナはどこでも楽しめちゃう“移動式サウナ”だよね! やっぱり水辺の近くがいいな。」

山田「あの自然の“水風呂”はなにものにも代えがたい! まさに天国! ヘブン状態!」

水風呂ちゃん「じゃあ、もう1セット行っちゃいますか?」

山田&大桃「さんせーい!」

1日たっぷりと「テントサウナ」を満喫した3人。初期投資や設営の手間はあるけれど、自然の中で気持ちよく汗をかけば日々のストレスも解消できちゃいます! 次回以降、個性的な4つのサウナ用テント、そして各人のお気に入りサウナグッズやウエアも紹介しますのでお楽しみに!

※サウナ用テントは薪ストーブを使用して密閉するため、一酸化炭素中毒や火事の危険性があります。吸排気設備を整え、一酸化炭素チェッカーを用意するなど十分に安全に気を付けて利用してください。また万が一の際にすぐに火を消せるよう、水を入れたバケツを用意しましょう。

※テントサウナは高温になるため、金属を身に着けているとヤケドの原因になります。金属製のアクセサリー類は外して利用してください。また体調不良を感じたら無理をせず中止しましょう。

※キャンプ場や施設によってはテントサウナの設営が禁止されている場合があります。また大声で騒いだり、半裸のまま歩き回るのは控え、施設のルールやマナーを守って行いましょう。

※今回は細心の注意を払い、施設に許可を取って撮影しています。川や海、湖などでテントサウナをする場合は、急な増水や天候の変化に注意してください。
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Yasuo Sato
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