おしゃれテントサイトの台所拝見。キャンプの“こなれ感”はキッチン作りにあり!

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テントサイトをつくる上で外せないのがキッチン周り。サイトコーディネートに合わせておしゃれに作り込みたいけど、使い勝手も重要。そんな悩ましいキッチンレイアウトを「GO OUT CAMP STYLE BOOK13」で取材したテントサイトから探ってみました。

ここでは取材した72組のリアルキャンパーさんの中から、今すぐ真似したくなる7つのキャンプサイトのキッチンをご紹介!

 

Table Of Contents : 目次

楽に料理できる、王道のハイスタイル。

取材中に一番多く見られたのが、ハイスタイルのキッチン。こちらはプリムスのCF アジャスタブルテーブルを使用。ローとハイ、どちらも使える2WAYのテーブルで、今回はハイでのセッティング。無理な姿勢にならず立ったまま手際よく作業できそう!

無駄なアイテムを一切なくしたシンプルなテーブル上のおかげで、手前には材料をカッティングするスペースも確保。

OWNER:ダイチャン、かおちゃん、あっちゃん

 

すべてに手が届く、効率重視のキッチン。

こちらも前述と同じハイスタイルですが、テーブル下にキッチンツールを入れたコンテナ、クーラーボックスをセット。隣にはジャグを置き、調理で必要な道具はすべてこのテーブル周りに置いてある状態に。

使っていたテーブルはキャンパーズコレクションのタフライトテーブル。油や濡れた皿などで汚れやすい天板も、メッシュ素材なら掃除も簡単!

向かって右に取り付けたゴミ箱やキッチンペーパーは、テーブルの縁や補強用のバーを有効活用していた点も真似したいポイントのひとつ。

OWNER:西久保 太さん、美香さん、旭くん

 

ギミック満載のラックで作る、システマチックなキッチン。

テント室内にキッチンを作っていたcampingnicoさんのサイト。h&oのキッチンラックは様々なディテールが超便利。トップには熱い鍋がそのまま置けるような格子状の天板のほか、左にはシェラカップ やタオルが引っ掛けられる仕組みも。

キッチン小物などの整理に便利な2段目にはジャグを置き、料理中も便利。ランタンハンガー 、調味料ラック、そしてツールラックまで付いているので、これ1台あればキッチンは完成!

OWNER:campingnicoさん、チャオズさん、SUZYさん、しおちゃん

 

ロースタイルでも動線バッチリの、D.I.Y.キッチン。

タープの下に作っていたキッチン、なんとすべて自作によるものだとか!ジャグ台やコーヒギア置きはテントファクトリーのウッドラックを改造。中央のゴミ箱は同ブランドのスツールを改造。

ランタンのほか、バーナーの上に置いたツールボックスは固定され、鹿のツノでできたハンガーと、とにかく使い勝手抜群なディテールはすべてD.I.Y.による賜物。

2バーナーはすのこの上に載せ全ての高さを揃え、ロースタイルながら使いやすさをUPさせていた点はお見事。

OWNER:dockagramさん

 

カートを流用した、ロースタイル。

こちらはコールマンのカートの上に天板を付け、キッチンとして流用するアイデア。目の前にはマイクロチェアを置き、座ったまま調理できる便利なスペースが完成。

ユニフレーム のフィールドラックの上にクーラーボックスを置き、スロウワーのスツールをジャグ台として使用。

コンパクトに収められていたキッチンキッチンスペースは、使っているギアもレイアウトもミニマムなレイアウトのお手本。

OWNER:torajiさん、はなちゃん

 

ラックが2つあれば、自宅さながら。

アイアン脚のウッドラックとウッドテーブルを使いキッチンスペースを作っていたこのサイト。2バーナーを置いても使い勝手のいい高さで揃えているのもポイント。

また、テーブル前方に取り付けられたダイスのツールケースは、広げるとキッチンペーパーホルダーにも使えるので、とても便利。

カトラリーや調理器具がすべてラックに収まり、調味料や作業台もしっかり確保されているので料理が捗ること間違いなし。

OWNER:rmth.hさんファミリー

 

目から鱗!ベンチを使ったアイデアキッチン。

テントの一角に作られたミニマムなキッチン、実はハイランダーのウッドフレムベンチを布を外してカスタマイズ。

右側にはユニフレームの2バーナーが差し込まれているが、これで脚が干渉しないというなるほどなアイデア。左側には自作の天板が置かれ、作業スペースを確保。

すべて広げるだけ、載せるだけでレイアウトが完成する手軽さもナイス!

OWNER:a.yuudai416さん、tam.campさん

 

動線も確保された、おしゃれキッチンは必見!

テントサイトの中でも意外と存在感のあるキッチン。テントサイトにこだわるキャンパーなら、キッチンにもこだわりたくなるはず。しかも、野外での調理とは言っても、やはり料理中は効率よく動きたくなりますよね。

今回紹介したどのキッチンも、オシャレかつ使い勝手を考えられた便利なレイアウト。皆さんもよりキャンプが楽しくなるキッチンづくりを目指してみてはいかがでしょう?!

 

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さらに、技アリな設営方法から、ギアのカスタム、快適なレイアウトなど、キャンプサイト作りの参考になるおしゃれサイトが満載なので、気になる人は下記の販売サイトほか、全国の書店やコンビニを今すぐチェック!

別冊GO OUT THE CAMP STYLE BOOK 13 定価¥990

Photo/Taizo Shukuri

 

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GO OUT編集部
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