日本最大規模を誇る野外音楽フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL」も、会場を新潟県苗場スキー場に移して今年で20回目の開催。
そんな1つの節目を迎える2018年も思い出に残るスペシャルな3日間になりました。
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「FUJI ROCK FESTIVAL’18」は嵐とともに。
台風の直撃が危惧され中止の声も囁かれるなかでの開催となりましたが、会場には例年通り、キャンプサイトを埋め尽くすテントの数々。7/27(金)はなんとか天気が持ち、日中には30℃を超える場面もあって、木陰や川辺で休む人の姿も多く見られました。
「意外と天気持ちそうじゃん!」なんて声もちらほら上がっていましたが、そんな期待も束の間。7/28(土)の夜から一気に荒れ模様になり、夜通し続いた暴風雨によって崩壊してしまうテントが続出する事態に!
苗場プリンスのロビーが簡易休憩所として開放され、寝床を失った人たちであふれていました。毎年必ず天気が荒れると言われているフジロックですが、今年は類を見ない過酷さだったのではないでしょうか。
出演アーティストといえば、ロック界の生きる伝説ボブ・ディランが発表された当時から大きな話題となっていましたが、そのほかにも、N.E.R.Dやケンドリックラマーをはじめ、現代ヒップホップシーンの重要人物たちも登場するなど、アニバーサリーイヤーにふさわしい贅沢なラインナップで会場を大いに沸かせていました。
例年と大きく異なっていたのは、大人の移動式遊園地「UNFAIRGROUND」がオレンジコートと入れ替わる形で今回限定で出現したこと。こちらは、イギリスの大型野外フェス「グラストンベリー」の人気エリアを引っ張ってきたものだそう。
怪しげなオブジェやステージが設置されているほか「裸同然のお姉さんがいた!」なんていかがわしいウワサもあったりと、かなりアナーキーな雰囲気満点! ということで、夜に来るべきスポットかと思って行ってみたのですが、時間が遅すぎたためか人がまばらな感じでした。何時頃に行くのが正解だったのでしょう……?
フジロッカーたちのおしゃれフェススタイルをスナップ!
さらに、ボクら的に見逃せないのが、フジロック参加者さんたちのおしゃれなフェススタイル! 今回もたくさんスナップさせてもらいましたが、例年に比べて、アウトドアベストを着た人が多く見られました。
街着としても人気が高まっていますが、小物や貴重品の収納に便利なポケットのたくさん付いたベストは、サコッシュやウエストバッグに変わる収納アイテムとしてシーンの垣根を超えて人気急増中!
フジロッカーのフェススタイルスナップは、8月30日(木)発売のGO OUT vol.108で掲載予定なので、お楽しみに!
次ページでは、新しくなったKEENブースに注目!