三菱の新型eKスペース登場。SUVテイスト強めなeKクロス スペースもラインナップ!

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■三菱自動車らしさを強調したダイナミックシールドの新型「eKクロス スペース」

2020年2月6日、三菱自動車は、軽スーパーハイトワゴンの新型eKスペース、SUVテイストが与えられたカスタム系のクロスオーバーモデルであるeKクロス スペースを新たに設定し、3月19日(木)から発売すると発表しました。

新型eKクロス スペースのフロントビュー。

eKワゴン、eKクロスに続き登場したKスペース/eKクロス スペースは、約6年ぶりとなるフルモデルチェンジで、軽自動車の売れ筋であるスーパーハイトワゴンに満を持して投入されることになります。もちろん、同モデルも日産が開発を主導し、三菱自動車が生産を担うことになります。

eKスペースのリヤビュー。

フルモデルチェンジにより、パッケージングの面で大きな進化を遂げているのが注目。ホイールベースを従来よりも65mmも延長し、クラストップレベルの広さを確保。乗降性を左右するリヤスライドドアの開口幅も95mm拡幅され、650mmという開口幅もクラストップレベル。開口部足元も広くなり、より乗降しやすい形状にするなどの工夫が凝らされています。

 

■クラストップの後席ロングスライドは320mm!!

さらに、後席のシートスライド量が従来の260mmから320mmとなり、スーパーハイトワゴンでトップのスライド量を確保。チャイルドシートの子どもの乗せ降ろしが楽になるだけでなく、運転席や助手席から後方に座る子どものお世話がしやすくなります。

なお、前席セパレートシートはメーカーオプション設定になり、ベンチシートが標準になります。前後席間のウォークスルーや後席に座る子どものお世話を重視するのであれば、オプションのセパレートシートを選択したいところ。ただし、助手席を前にスライドさせ、運転席から後席に手が届きやすいため、ベンチシートでも子どものお世話はできそう。

三菱自動車eKスペース/eKクロス スペースのキャビン。

荷室も広くなっています。荷室長が208mmアップの676mmになり、後席ロングスライドにより最前端に位置させれば、大型のスーツケース(104L)やB型ベビーカーなどの積載に対応。スライドで最後端にさせても18Lのポリタンクが2つ積載可能。また、後席の室内高は1400mm確保され、子どもが立って着替えなどができるほか、オムツ交換や背の高い荷物の積載にも対応します。また、後席ニールームも81mmアップの793mmと広くなり、ロングホイールベース化の利点が居住性に表れています。

広いフットスペース、頭上空間が確保された後席。

パワートレーンは、全車ハイブリッドシステムが搭載され、NA(自然吸気)エンジンとターボエンジンを設定。トランスミッションは、CVTの組み合わせで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立。なお、ターボエンジン搭載車には、ステアリングホイールから手を離すことなく変速操作ができるパドルシフトが備わります。

eKクロス スペースのインパネ。

また、日本国内では同社初の「ヒルディセントコントロール」が採用されたほか、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット(MI-PILOT)」が設定されています。「マイパイロット(MI-PILOT)」の性能を向上し、ミリ波レーダーを追加することで、追い越しの際ウインカーを出すと、設定速度内で加速しスムーズな追い越しのアシスト。

また、ワイパー作動時の機能も向上。その他、エンジンオフ時も前回設定した車間を保持するなど、ドライバーの負担をより軽減します。

価格は、eKクロス スペースが1,655,500円~1,991,000円。標準車のeKスペースが1,399,200円~1,767,700円です。なお、3月19日(木)の発売日までに5000台の受注獲得を目指し(月間目標販売台数は2,400台/月)、ティザーサイトもすでに開設されています。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、三菱自動車)

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【関連サイト】
三菱自動車 eKスペース/eKクロス スペース ティザーサイト
www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_series/space_special/

 

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GO OUT編集部
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