自然大好きなみなさんにとって、山も海も愛すべき対象であることは変わりないはず。この記事では私、ダイバー女子の小鷹狩佑香(こだかりゆうか)がカローラ スポーツと巡った珊瑚の保護活動を体験する沖縄ドライブ旅をレポートしたいと思います。
- ※この記事は2022年6月時点の車両で撮影しています。車種の最新情報は toyota.jp/corollasport/ よりご確認ください。
- ※各施設の許可のもとで撮影をしています。
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まずは美しい珊瑚が広がる海にダイブ!
自然の大切さを感じるには、圧倒的な美しさや壮大さを体感するのが一番の近道。早速、慶良間ブルーの海に潜ってきました。
透明度の高い海中には珊瑚礁の景色が広がり、熱帯の魚たちが優雅に泳ぎます。この美しい景色をみていると、自然へのリスペクトと未来へつないでいきたいという気持ちが芽生えます。
しかし、沖縄の一部の珊瑚に白化現状が見られるようになりました。元気なサンゴは鮮やかな色をしているのですが、瀕死の珊瑚は骨格が透けて白く見えるのです。
白化現象の原因には地球温暖化、海洋汚染などが挙げられ、今、急速に珊瑚礁が衰退しているのです。
実は珊瑚礁には9万種もの生物がいて、豊かな海を形成する上で大きな役割を担います。そんな海の恵みをもたらす珊瑚を守るために私たちができるアクションはないのでしょうか?
沖縄で私も参加できる活動を体験してきました。
①珊瑚の養殖・苗作り体験。
カローラ スポーツで向かったのは恩納村。那覇空港から高速を利用して1時間ほどで到着したのは「珊瑚ハウス」。
ここ恩納村は2018年にプロジェクト“世界一サンゴにやさしい村”として、「サンゴの村」宣言をした場所としても知られています。
そこで参加したのは珊瑚の苗作り体験のアクティビティ。珊瑚にまつわるレクチャーを受けながら。植え付け用の珊瑚を使って苗作りを体験。珊瑚の苗は一定期間、こちらの施設で成長させたのち、沖縄の海へと植えられます。
沖縄の珊瑚礁は、ほとんどが「裾礁(きょしょう)」と呼ばれる島の周りにできるタイプ。島をとりまく防波堤として陸地を守っているのです。珊瑚を守ることは島を守ることにもつながるんですね。
手書きのメッセージを添えて植え付けは地元の漁師さんに委ねます。こうした珊瑚の苗づくり体験は恩納村だけでなく浦添市や石垣市などでも行なわれているので調べてみてください。
②珊瑚コーヒーで一息。
再びカローラ スポーツに乗り込み、那覇市内へドライブ。到着したのは「THE KITCHEN HOSTEL AO」。
オーダーしたのは「美ら珊瑚コーヒー」。まろやかな口当たりと、爽やかな風味が特徴です。
実はこのコーヒー、死んでしまった珊瑚を使って豆を焙煎しているんです。風化した珊瑚を200度以上まで温めて焙煎すると珊瑚の遠赤外線効果で優しい味になるんだそう。
沖縄の珊瑚は県の漁業法で死んだ珊瑚も含め県外への持ち出しが禁止されています。なので珊瑚で焙煎したコーヒーは沖縄でしか作ることができないんです。旅先では地産地消が基本。ちょっとだけSDGsの視点を持って選ぶものを変えると、未来も少し変わっていく気がします。
ちなみに珊瑚コーヒーを1杯オーダーするごとに、料金の一部が珊瑚の保全活動に寄付されるとのこと。 一部のお土産屋さんやネット通販でも珊瑚コーヒーを見つけることができるので、おいしいコーヒーを飲みながら珊瑚の保護活動に参加してみてはいかがでしょうか。
小さなアクションでも始めることが大切。
SDGs14の目標は「海の豊かさを守ろう」。「海洋保護」と聞くと壮大に思えますが、美しい珊瑚や海を守るため私たちができる小さなアクションもたくさんあります。まずは身近な自然を知って、体感することから始めてみるのもいいのではないでしょうか。
カローラ スポーツに乗って旅に出よう!
今回の旅のお供は、カローラ スポーツ。小回りのきく取り回しの良さで女性でも運転しやすかったです。また長距離ドライブでしたが走りも居心地も快適で、運転の楽しさを感じましたね。
ダイビングの道具を詰め込んでも余裕があるし、カローラ スポーツに乗って自然を満喫する旅にでかけたいですね。
【撮影協力】- ●珊瑚の苗作り体験/「沖縄ダイビングサービスLagoon」
- ●美ら珊瑚コーヒー/「THE KITCHEN HOSTEL AO」
- ●ダイビング&海中写真/ダイビングショップ「ホワイトツリー」
- Interview & Edit/Noritatsu Nakazawa
- Photo/Tsukasa Isono