ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策【前編】

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ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策【前編】

世田谷エリアは個性派ショップが点在するディープスポット?

ネットで欲しいアイテムをポチるのもいいけど、実際にショップに足を運べば、思わぬアイテムとの出会いや、新しい発見があるはず。そこでGO OUTがオススメするショップをツアー形式で厳選案内。

東京・世田谷といえば住宅街と商店街の街として知られているエリア。しかしそんな中にも実はコンセプチュアルな個性派ショップが数多く存在する。そこで今回は世田谷で一度は訪れるべき名店を厳選案内。

左から、山根さとしさん(F/CE.®デザイナー/toeベーシスト)、熊坂スグルさん(fridge setagaya)オーナー。共に1975年生まれの同じ歳で、プライベートでは7年ほどの付き合い。通ってきたカルチャーも近い。

今回のツアーに参加するのは世田谷在住歴も長い、フリッジの熊坂さんとエフ シーイーの山根さんの同年コンビ。

2人がオーナーを務める「fridge setagaya(フリッジ セタガヤ)」と「NORDISK CAMP SUPPLY STORE by ROOT(ノルディスク・キャンプサプライストア・バイ・ルート)」はもちろん、松陰神社の商店街も散策することに。まずはフリッジ セタガヤからスタート!!

Table Of Contents : 目次

【SHOP1】fridge setagaya(フリッジ セタガヤ)

東京都世田谷区世田谷 1-22-5 1F tel:03-5799-4786 open:12:00〜20:00  不定休 www.fridgesetagaya.com

世田谷通り沿いで独自の存在感とスタイルを発信するセレクトショップ、フリッジ セタガヤ。ハイエンドなインポートブランドから厳選された古着まで、さらに外遊びで使える雑貨など幅広いアイテムが所狭しと並べられた個性的な空間が魅力。

何度か来店している山根さんはフリッジのファンの1人。「マニアックなものがいっぱいあるショップですよね。なんかあるんじゃないかっていうワクワク感があるし、行くたびに発見もあります」。

熊坂さんは自らショップに立つことも多いけど、この日はカウンターには入らずに、お客さんとして自分が欲しいアイテムをセレクト。「この夏はフリッジ的な王道アイテムを揃えているけど、冷たいドリンクも用意しています!! フリッジ(冷蔵庫)だけに(笑)」。

OnlyNY のハイキングショーツ ¥14040

山根さんが「この夏に愛用したいアイテム」として目をつけたショーツは、NY 発スケートブランドの1枚。90年代のアウトドアブランドもテイストを漂わせたデザインが魅力。

「オンリーニューヨークは昔から大好きなブランドだけど、アイテムはひとつも持っていないからこの夏は欲しいなと。ロゴがいいですよね。この夏はTシャツよりもシャツと合わせたいキブンです」。

LIXTICKのオールデイバックパック ¥12960

こちらは熊坂さんが「久しぶりにハマったデイパック」と絶賛するリックスティックのバッグ。ソックスをメインに展開するブランドながら、今季はバッグもリリース。カラバリも豊富に揃う。

「全体的な雰囲気がとにかく好き。デザインとかサイズ感が今のボクのキブンに丁度いいんですよね。実際に既に都内を回るときに愛用しているけど、ポケットの配置とかもかなり使いやすいです」。

RYUJI KAMIYAMAのパーカ ¥10800

そして山根さんはアーティスト、神山隆二氏のオリジナルブランドのパーカも気になる様子。こちらは今シーズンの新作アイテムで、ブランドのタグが袖に外付けされていのもポイント。

「昔からパンクが好きだからグラフィックの“NEVERMIND”って言葉には、つい反応しちゃいます(笑)。もちろんデザインもいい感じ。秋になったら着たいアイテムです」。

Helinox×Monroのチェアツーロッカー ¥25704

最後は熊坂さんがユニークなアイテムを紹介。モンロとヘリノックスのコラボチェアは定番だけど、ゴールドのフェイクレザーはかなり攻めたアプローチ。こうしたアイテムがあるのもフリッジの魅力。

「アウトドア用の椅子なのに、なんで雨が降ったら使えなさそうな素材のフェイクレザーにしたのかっていう(笑)。そういう天邪鬼なところがおもしろい。当然だけど自宅で使いたいですね」。

次は松陰神社エリアに向かうけど、その前にフリッジの軒先でちょっと休憩。ベンチ代わりに置かれているコットに座り、スタッフの望月さんも交えてフリートーク。ショップ巡りはこうしてノンビリと楽しむのもあり。

次は松陰神社エリアの名物ショップDASKへ

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Masatsugu Kuwabara
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