ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策【前編】

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ディープな名店ひしめく! 世田谷ショップ散策【前編】

フリッジがある世田谷一丁目(通称、上町エリア)から、世田谷通りを徒歩で10分ほど進んだ場所にある松陰神社商店街に移動。2人が向かった先は、熊坂さんが「インスタグラムで繋がっていて、ずっと行きたかったショップ」という知る人ぞ知る名店、ダスク。電車を使うなら東急世田谷線の上町駅から松陰神社前駅までの僅か2駅区間。どちらのショップも駅から近いため移動もスムーズ。

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【SHOP 2】DASK(ダスク)

東京都世田谷区世田谷4-2-12共悦マーケット8  tel:03-6413-5104  営業日時は不定のためインスタグラム(@dask4212)をチェック  www.instagram.com/dask4212/?hl=ja

2018年12月にオープンしたばかりの新感覚のセレクトショップ。和室を利用したディスプレイも注目ながら、厳選されたブランド品と共に和食器やカスタム古着も並列で並び、さらにストリートカルチャーの匂いまで漂わせた唯一無二の世界観を構築している。

店内に入るなり「このセレクトは凄い!! かなりピンポイントで厳選してますよね」と驚きを隠せない熊坂さん。「ショップをやっているからこそわかるけど、本当に尊敬することばかりです」と、セレクトショップのオーナーとしての目線でも大絶賛。

山根さんも「モノを知っているオトナの人がやっているショップですよね」と、並べられたアイテムを真剣にチェック。「2階もあって店内の作りもおもしろいし、ここは定期的に通いたくなります」。

THUMPERS NYCのTシャツ ¥7344

そんななか熊坂さんは床の間に飾られていた千代の富士のTシャツに注目。こちらはブルックリン発のストリートブランド、サンパーズ ニューヨークが千代の富士とコラボしたアイテム。

「このグラフィックはヤバイ。しかもショップの雰囲気にもマッチしていますよね。でもLサイズまでしかないのが残念!! 実際に着用したいけど、ボクにはちょっと小さいかな」。

青木良太作 皿 ¥7020

さらに熊坂さんは「最近は料理にハマっているので」と食器にも注目。個性的な食器が並ぶなか、陶芸家の青木良太氏の作品となる、美しい朱色のお皿を購入することに。

「最近食器に興味があって、いろいろチェックしているけど、この色合いの和食器はかなり珍しい。かなりインスタ映えもしそうですよね。しかもデザインもいい。これ買います!!」

沼野秀章作 片口 ¥9720

そんな熊坂さんに触発されてか、山根さんも酒器をセレクト。こちらは陶芸家の沼野秀章氏の作品。手にしているのは、変わった形とデザインの片口。同柄のおちょこもあり。

「この片口、柄がおもしろいですね。冷酒を入れて飲みたくなる大きさとデザイン。今はちょっとお酒を控えている飲めないけど、復活したときはこの徳利を使いたいです」。

L.L.Beanのアノラック ¥7344

そして山根さんは2階の階段脇にディスプレイされていたエル・エル・ビーンのアノラックも気になった様子。80年代前半の古着ながら状態もかなり上質で、目立った汚れや傷もない。

「古いアウトドアウエアを集めているので、これもコレクションに加えたいですね。カラーリングもいいけど、ボク的にはサイズ感もいい感じ。これはかなりの掘り出しものじゃないかと」。

2人にとってダスクはかなり刺激的だった様子。オーナーの佐藤さんとは初対面ながら、すっかり意気投合して、ショップ前で様々な話題で盛り上がっていた。

そして最終目的地となる、ノルディスク・キャンプサプライストア・バイ・ルートへ、…向かう予定だったけど、ダスクでテンションがアガった2人は、もうちょっと松陰神社商店街を散策することに。

というわけで世田谷エリアならではの個性派ショップ巡りはまだまだ続く。後半は商店街にあるスタイリッシュな古書店、ノストスブックスを突撃訪問するなど予想外の展開も? ツアーの続きは次週公開予定!!(後半に続く)

  • Photo/Dai Yamamoto
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Masatsugu Kuwabara
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