4月12日(金)〜14日(日)にふもとっぱらで開催された「GO OUT JAMBOREE 2024」。会場内で行われるコンテンツの中でも、今回は子どもだけでキャンプを体験する「キッズデイキャンプ」に密着してきました! 両親の元を離れ、キッズたちはどんな様子で楽しんでいたのでしょうか。
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その前に、キッズデイキャンプとは?
2022年の「GO OUT CAMP 猪苗代」から始まった、子どもたちだけで1日キャンプを体験するキッズキャンプ。大成功に終わったこのコンテンツが「GO OUT JAMBOREE 2023」でカムバックし、今回はデイキャンプバージョンとなって13日(土)、14日(日)の2日間で開催!
「ソト遊び的教育」をテーマに、株式会社ノッツが運営する「トウキョウアドベンチャークラブ」が主催するこのコンテンツ。両親不在の中、子どもたちだけでキャンプやアウトドアを体験してもらいます。引率するスタッフはアウトドアのプロだけでなく、道徳や発達心理など、さまざまなスペシャリストが集結!
年齢別クラスにわかれたプログラムで、アウトドア体験!
デイキャンプで行われたのは3時間毎のプログラムで、
■年少〜年長クラス「森へたびにでかけよう」
■小1〜小3クラス「火起こし&ランチづくり」
■小4〜小6クラス「火起こし&キャンプディナー」
■小1〜小6クラス「金山沢ハイキング」
と、年齢別に分かれたクラスでさまざまなアウトドアアクティビティを体験します。
はじめての成功体験で、キャンプがもっと好きになる!
小学生のプログラムで行われていたのは、火起こしも体験できるランチorディナー作り。みんなの自己紹介が終わったら、早速火起こし&調理スタート!インストラクターの説明を受けながら、チームに分かれて実践します。小学生になると、見本を真似しながら調理できるようになるとか!
初めて包丁を触る子のほか、中には「初めて味見をした」と話す子も。こうした”初めて”の経験は、子どもたちの小さな成功体験として積み重ねられていきます。そのためか、プログラムが進むにつれ率先して手伝いをする子、最後までやり遂げようと頑張る子など、どんどん動きが積極的に!
最高に美味しくて、楽しい思い出に!
料理だけでなく、アウトドアらしく焚き火の火起こしにも挑戦。インストラクターが見守る中、自分たちで火打石を使い火を起こします。特に男の子は楽しそうな様子!楽しい思い出は、アウトドアをポジティブな印象として記憶してくれるので、キャンプ慣れしていないキッズにもピッタリ!
小学校低学年のランチの部ではキーマカレー&ナン作りを、小学校高学年の子が参加したディナーの部では豚肉のコーラ煮とキャベツの肉包み作りに挑戦!「買った方が美味しいでしょ〜」なんて大人びた発言をする子もいました(笑)が、完成した料理を口に入れた瞬間、「最高に美味しい!」と大喜び!
また夜の部では、作ったご飯を両親へのお土産としてプレゼントする場面も。お肉を使ったメニューは、夜のおつまみにもピッタリ。子どもたちの思い出話を聞きながら、ちょっぴり成長を感じつつ晩酌できたのでは⁈
泣いてしまっても最後は笑顔!お友達と遊んで親しむアウトドア!
もちろん、プログラムはご飯作り以外も充実。未就学児向けには、ストライダーに乗ってキャンプ場内の林間を散策するコンテンツを開催。林間では絵本の読み聞かせや宝物探し、自分たちで木や石に顔を作ってみたりと遊びながら自然に慣れ親しむ内容となっていました。
実はプログラムがスタートした直後は不安から泣いてしまう子もいましたが、遊びを通して次第に笑顔が見え、最後はお友達と楽しく遊ぶように!はじめは人見知りをしていた子も、周囲のキッズたちと打ち解けていく様子に、子どもたちの順応性の高さを感じます。
参加の思い出にもなる嬉しいプレゼントも!
そして今回のキッズデイキャンプは、アウトドアブランドのコールマンとランニングバイクを代表するブランドのストライダージャパンの協賛で開催。コールマンからは当日のギアのほか、サコッシュをプレゼントしてくれました。ストライダージャパンからはプログラムで乗ったランニングバイクだけでなく、オリジナルTシャツのお土産も!
大人の手を離れ、子どもたちの力で成長できるコンテンツ!
アウトドアを通して、子どもたちの成長を促すこのコンテンツ。参加後にちょっぴり逞しくなった子どもたちの姿は、両親にとっても嬉しい成長。そしてキッズたちも自分ひとりでできた嬉しさや、お友達と遊んだ楽しさなど、濃い思い出として残ったはず!次回の開催にも期待したいコンテンツです!