世界のスポーツ見本市「ISPO」を体感! 日本未上陸の注目アイテム満載!

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世界のスポーツ見本市「ISPO」を体感! 日本未上陸の注目アイテム満載!
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ISPOってナンダ?

欧州最大のスポーツ見本市と言われている「ISPO(イスポ)」。

1970年から約50年に渡ってドイツ・ミュンヘンで開催されている伝統ある展示イベントですが、世界的にアウトドアがムーブメントになっているいま、GO OUTとしてもちゃんとチェックしておかなければ、ということで実際にドイツへ渡って肌で体感してきました。

ちなみに、今年(2018年)は1月28日〜1月31日の4日間に渡って開催され、総出展社数2801社、約8万4000人の来場者が訪れたとのこと。ドイツ・ミュンヘンのほか、中国は北京、今年7月に上海でも開催される世界規模のビッグイベントは、今後ますます注目度が高まる予感です(上海の開催概要は文末参照)。

ISPO名物と言われている、イベントオープン前の行列。入場ゲートがズラりと並んでおりすべて自動改札式なので、これだけ並んでいてもスムーズに入場できる。

とにかくすべてがデカい! 圧倒的規模に震撼。

ISPOミュンヘンの会場の総面積はなんと34万㎡(東京ドーム7個分。ふもとっぱらの約1.4倍)。大きく、アウトドア、スノースポーツ、マテリアルなどのカテゴリーでA,B,Cの3つのエリアに区分され、それぞれ4〜6ホールあるのでなんと全部で16ホール。しかもひとつのホールがデカすぎるため、ざっと見て回るだけでも1日がかりなんです。

さらに、ブランドブースひとつひとつのサイズ感も大きく、中にはバーがあったり、ログハウスが建っていたり……。ブランドの世界観を感じられるブースメイクも見どころのひとつだったりします。

ISPOの巡り方としては、まず1日掛けて面白そうなブースをチェックして、2日目からじっくり見ていくという方法がオススメです。

NORTH LANDのブースはもはや家。すごく入りにくいが、勇気を出して……。
逆に、とてもオープンなホグロフスのブース。中心にバーカウンターが設けられ、入り口付近には来場者が休憩できるスペースも。
ダイワは2年連続2回目のISPO出展。釣り竿をモチーフにデザインされた空間が印象的。防水性の高いフィッシングジャケットを中心にディスプレイしていた。
エンポリオ アルマーニのスポーツラインEA7のブース内。まるでショー会場のように独自の世界観を演出。

 

優秀作品を一挙チェックできる、ISPOアワードも見逃せない!

毎年、優秀作品にはISPOアワードという賞が贈られます。今年、日本のメーカーからはゴールドウィンやデサント オルテラインの製品がGOLD WINNERに選ばれていましたが、目の肥えた審査員が認めたアイテムだけに、すべてが目玉。このコーナーを見るだけでも、ISPOの魅力が体感できます。

トレッキングポールなどで有名なLEKIは、ダイヤルクロージャーシステムを採用したグローブを発表し、GOLD WINNERに選出。
手持ちのストックと専用のスコップを組み合わせて完成するバックカントリー用のミニマムなワンマンテント。
スノースポーツで活躍するアークテリクスの完全防水バッグ。スノーボードを装着できるストラップ付。
日本が誇るデサント オルテラインから特殊なニット素材を使ったハーフジップジャケットが見事GOLD WINNERに。デサントブランドとしては2年連続の受賞となった。

次ページに続きます。 掘り出しモノが続々登場!

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GO OUT編集部
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