雨の日も対応のテントinテント、カンガルースタイルのすすめ。

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最近見かけることの多くなった、シェルター型テントの中にコンパクトなテントを入れるカンガルースタイル。シェルター内に全てが収まるので動線がコンパクトに済むし、天候の読めないキャンプでもギアが濡れる心配がないのもいい。そこで、そんなカンガルースタイルを実践しているサイトをピックアップ。

Photo/Akiko Fukada、Shouta Kikuchi、Takamasa Sasai Text&Edit/Ma-turn(RIDE MEDIA&DESIGN)


Table Of Contents : 目次

開放感あるシェルターに、居住空間を丸ごとイン。

カンガルー1

ツインポールのシェルターにリビングと寝室用のコンパクトなテントを設置している、王道のスタイル。柄物を少なくし、コールマンのルミエールランタンとスノーピークのリトルランプノクターンで雰囲気を重視した。

ハウス型を使い雨に強いサイトを実現。

カンガルー2

こちらは小川キャンパルのハウス型シェルター、ロッジシェルターを使ったサイト。別売りのインナーをつければ通常のハウス型テントになるが、今までテント単体では雨の日に頼りなく感じていたため、カンガルースタイルにすることで雨に濡れる心配がなくなった。

 

大型シェルターを使った、広々としたプライベート空間。

カンガルー3

グループキャンプの宴会場としても愛用者の多いMSRのパビリオンは、大人数でも収容できる広さが特徴。このサイトでは寝室用テントにコンパクトなものをチョイスし、リビングのほかにコットやゆったり座ることができる大型チェアを置くなど、つろぎスペースまで確保。なんとも贅沢なサイト構成だ。

 

個人テントとリビングを集約した、グループサイト。

カンガルー4

スノーピークの変幻自在なタープをシェルターとして、室内に小さめのテントを2つイン。それでもメンバー全員が入るリビングが完成する大きさなので、梅雨時期のグループキャンプにおすすめしたいアイテムのひとつだ。シェルターのポールを寝室の出入り口に通すなど、空間を広く使う小ワザにも注目したい。

天候に対応できてレイアウトの幅が広がるカンガルースタイル。今回紹介したサイトを参考にして、人数や荷物の量、楽しみ方に合わせた自分なりのテントinテント術を探ってみてほしい。

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GO OUT編集部
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