いま話題の新型クロスカブ110を、じっくり眺めて、触れてみた。

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新型クロスカブ110は、山、海、都会、あらゆるシーンが似合う。

スーパーカブをベースにアウトドアなスタイルに仕上げたクロスカブ。これの次期モデルが東京モーターショーで発表され、正常進化を果たしたことにホンダファンは大歓喜! 来年発売とも予測されているこの新型クロスカブ110を隈なく見ると、エンジンの特徴など、現行クロスカブとの違いが散見できた。

 


名車ハンターカブのイメージを踏襲。

1981年に日本国内で販売されたCT110。北米や南米、アフリカ、オーストラリアなどワールドワイドに愛されたモデルだ。

今回のモーターショーで発表された新型クロスカブ110、一言でいうならば「より“ハンターカブ”らしくなった」といったところ。

ハンターカブとは1980年初頭に日本や北米で販売されていたトレッキングバイク「CT110」の愛称で、自然の雰囲気を楽しみながらゆったりと走行することはもとより、ツーリングや市街地走行など、幅広い用途に応えられるように開発。

スーパーカブベースのレッグシールドレス仕様であることが、ハンターカブの大きな特徴の一つであった。

こちらは新型クロスカブ110。メインフレームカバーまでイエローで統一されているあたりも、ハンターカブを彷彿とさせるポイント。
2013年発売のクロスカブ(現行モデル)。スーパーカブ同様にレッグシールドが採用されている。

2013年に発売されたクロスカブは、”THE CROSSOVER A LIFE AND PLAY”をキーワードに開発。ビジネスモデルとして高い評価を得ていたスーパーカブ110をベースとしているだけあって、車体、エンジン共に性能は一級品。

ギヤ比のローレシオ化や、アップライトなハンドルポジション、ライトガードの標準採用といったアレンジが加えられており、山に、街にと活躍の場を広げていった。

新型クロスカブ110のテールランプのデザインは、現行のスーパーカブ50/スーパーカブ110と同じ。

 

信頼の新型109ccエンジンを搭載。

レッグシールドを取り外したことで空冷109ccのエンジンは丸見えに。変速方式は従来同様の常時噛合式4段リターン。

現行クロスカブとの第一の相違点はレッグシールドレス化である。これこそが、ハンターカブを彷彿とさせる大きな要因であり、泥除け、風除け効果と引き換えに、軽快なルックスが手に入ったというわけだ。

クラッチカバーの隣に新設されたカートリッジフィルターが格納される。現行のスーパーカブ110と同様にボルト2本でフィルター交換を可能としており、メンテナンス性が高められた。

レッグシールドを取り外したことで、エンジンがメインフレーム下にむき出しの状態となる。ここをよく見ると……。クランクケース右側にはカートリッジ式オイルフィルターが追加されている。つまり、エンジンそのものは11月10日に発売されたばかりのスーパーカブ110と基本的には同一と思われる。

とすると、スパイニースリーブを採用した腰上や、スカートにモリブデンコート処理を施したピストンなどによってフリクションをより抑えられているということで、耐久性と静粛性が一層高められているということになる。

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