買い必至! 世界初披露の「新型クロスカブ」がマニアから熱視線!

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10月27日から東京ビッグサイトにて一般公開された第45回東京モーターショー2017。そのホンダブースでは来年60周年を迎えるスーパーカブが、新旧モデルからコンセプトモデルまで大量展示。なかでも、外観の大幅モデルチェンジを果たしたクロスカブが、世界初披露となり、マニアな層から熱視線を浴びていた。

「世界生産累計1億台」を達成し、10月19日には記念セレモニーが行われたばかりのスーパーカブ。スーパーカブ50とスーパーカブ110のモデルチェンジが発表されとともに、その生産工場を中国から熊本に移管し、メイドインジャパンのカブが復活するというファンにとっての朗報が届いたのも同日だった。

「カスタム感が高い」と、かねてからスーパーカブのドレスアップカスタムで人気だったレッグシールドレス化。新型クロスカブはこれを純正で採用。

モデルチェンジによる変更点の一つがレッグシールドの排除。働き者のスーパーカブにとって、雨や風を凌ぐレッグシールドは重要な存在。しかし“遊び”の要素を重要視した今回は、このレッグシールドを取り払ったことで、かつて北米やオーストラリアで販売れていたハンターカブ「CT110」を彷彿とさせる軽快なスタイルを獲得している。

タンデムステップを標準で装備してるので、このリヤキャリアにシートを後付けすれば二人乗りできるように。

もう一つの注目点は、かねてからリクエストが多かった「二人乗り」に対応したこと。タンデムシートを装備せず、一見従来と変わっていないように思えるが、足元にはタンデムステップを装備している。二人乗り対応となったことでタイヤも新開発の高強度なものを採用。

ヘッドライトガードのデザインも変更。キャリア機能を備えた。
迷彩柄を採り入れたメーターユニットと、アップポジションとなったハンドル。

他にも、LEDヘッドライトや新形状のアップハンドル、スチール製フロントフェンダー、ホイールのブラックリムなど、見た目はもちろん、機能性まで各部に改良が加えられていて、細かな部分では、スピードメーターに迷彩グラフィックを新採用!なんて遊び心も。

従来のクロスカブから全方位で改良が加えられたこの新型が、これから「市販予定」というのだから、今から期待が高まって仕方ない。

  • 【クロスカブ諸元】
    ・全長:1,935mm
    ・全幅:795mm
    ・全高:1,090mm
    ・エンジン種類:空冷 4ストローク OHC  単気筒
    ・総排気量:109cm3

(PHOTO:てつかたかし/山田俊輔)

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GO OUT編集部
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