その休み、本当に休めてる?「脱デジタル」で島たこ採りに熱中する竹富島のバケーション。

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休日に本当の意味で休めているだろうか。スマホに次々と業務連絡が来たり、電話が鳴ったり、ついつい業務メールをチェックしてしまったり。なかなか本当に心と体を休めるのは難しいかもしれない。どうせならスマホやパソコンなどのデジタル機器は封印して、たこ採りに熱中するバケーションはいかがだろうか。

星のやが宿泊者に提案している「脱デジタル滞在」は、心身の疲れやストレスを緩和するために、デジタル機器から解放されることを目的とした滞在プログラム。

軽井沢、京都、富士、竹富島にある星のや4施設で開催されていて、場所や季節などに応じてプログラムの内容は様々だが、滞在期間中はデジタル機器を封印して、各地の伝統文化や自然に触れたり、スパトリートメントで心と身体を調えるなどの体験を楽しむことができるという。

星のや竹富島では10月から12月にかけて、島たこ採り体験をメインに構成された2泊3日のプログラム「脱デジタル滞在・秋」が開催される。

島たこは、げんこつくらいの大きさのたこで、活動するのは、「満月」「大潮」「干潮」の3つの条件がそろう夜のみ。このプログラムは、その条件が揃う日にあわせて開催される。

参加者は、まずチェックインしたらスマホ、タブレット、パソコンなどのデジタル機器をすべて預け、アタッシュケースにしまう。これで業務連絡やSNSはもちろん、スマホの電波状況やバッテリー残量を気にすることもない。

そして、島のおじいにレクチャーを受けながら、月明かりをたよりに夜の海で島たこ採りに挑戦。膝ぐらいの深さのところで、よく目を凝らして海中にいる島たこを探し、見つけたらモリでひと突き。採れたときには達成感と少し汗ばむくらいの心地よい疲労を味わうことができるという。

このプログラムでは、その他にも島に住む三線の名人からマンツーマンで教わる三線のプライベートレッスンで島の文化に触れたり、スパトリートメントで心と身体を調える体験も受けることができる。

デジタル機器から解放されることで、デジタル疲れをリセットするだけでなく、自分の五感を研ぎ澄ます時間や、自分と向き合う貴重な時間になることは間違いない。

「脱デジタル滞在・秋」は2017年10月3日〜7日、11月2日~6日、12月2日~6日に開催。料金は1人¥80000(税・サービス料別、宿泊費別)で要予約となっている。

Text/Shinya Miura


(問)星のや竹富島 tel:0570−073−066 hoshinoya.com/

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