世界最大級のスノーボードフェス「BURTON US OPEN」観戦記。

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BURTON US OPEN

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そもそもBURTON US OPENとは?

スノーボードに精通している人にはあまりにも有名な大会ですが、まずは「BURTON US OPEN」(以下USオープン)について簡単に説明しておくと、スノーボードのリーディングブランドであるBURTON(バートン)が年に一度主催しているスノーボード世界大会であるということ。

1982年に第一回目が開催されてから今回で36回目を迎えた、世界で最も歴史の古いスノーボードコンテストです。競技には、オリンピックにも採用されている、ハーフパイプとスロープスタイルという2種目があり、世界中から名だたる強豪選手が集まって腕を競い合います。

BURTON US OPEN
メイン会場から見上げると、スロープスタイル(左)とハーフパイプ(右)のコースが隣接していることがわかります。

 

言うなればスノーボードの巨大フェス。

USオープンは、現在コロラド州のVAIL(ベイル)という広いアメリカでも最大級のスノーリゾートで開催されています(ベイルについての記事はコチラ)。

メインは前述したスノーボードの大会で、その予選から決勝までを6日間の日程で開催するのですが、大会期間中は、この巨大なリゾート全体がUSオープン一色のお祭り状態になります。その様子は、まるで野外フェスさながら。夜には特設ステージで有名アーティストのライブやDJが行われたり、クラブやパブも至る所で大賑わいを見せていました。

BURTON US OPEN
ベイルの街に特設された巨大モニター付きのステージ。ライブやDJイベントだけでなく選手の表彰式もここで行われました。
BURTON US OPEN
ゲレンデのすぐ麓にあるベイルの街全体がBURTON US OPEN 2017の会場に。 アフタースノーを楽しめる施設やレストランが充実しています。ちなみにお酒はIDチェックなしでは購入できない模様。お祭りとはいえ徹底されていました。
BURTON US OPEN
こちらはとあるレセプションパーティの様子。よく見るとバートンの創設者、ジェイク・バートンの姿も(写真右下)。

BURTON US OPEN

BURTON US OPEN
メイン会場には協賛メーカーのブースエリアも充実。バートンが誇る新システム「Step On」を体感できたり、各ブースで様々なゲームやワークショップが催されていました。

 

臨場感がハンパじゃない。トップ選手の演技を無料&間近で観戦できる!

スノーボードやスキーを楽しむ際は当然リフト券を購入する必要がありますが、USオープン自体は入場無料。誰でもホントに間近で観戦できることに驚かされました。そして生の臨場感は一度味わうとクセになりそうです。

BURTON US OPEN
ハーフパイプの両脇は、臨場感、景観ともに大迫力の好観戦ポイント。
BURTON US OPEN
選手に手が届くんじゃないかと思うくらいすぐ目と鼻の先でトリックが繰り出されるので素人でも迫力ある写真が撮れてしまいます。コチラは女子ハーフパイプを制したクロエ・キム選手(アメリカ)。16歳とは思えない完璧な演技を披露。
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ただし、この臨場感を味わうには麓からコースまでの過酷なハイクが待っています。標高2500m以上の地で開催されているのでちょっと登るだけでも息切れしてしまう。
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登りがあれば下りもある。天気に恵まれ路面はツルツル。が、来場者は皆それすらも楽しんでいる様子でした。
BURTON US OPEN
最終日の男子ハーフパイプ決勝ともなると会場のボルテージはMAXに。
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男子ハーフパイプを制したのはスノーボード界のカリスマ、ショーン・ホワイト選手(アメリカ)。選手の生の表情を間近で見られるのもこういうイベントならでは。

 

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GO OUT編集部
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